地すべり、斜面崩落、河岸崩壊、崖崩れ 日本綜合建設株式会社は土砂災害対策と、建設工事事前地質調査のパイオニアです。

HOMEあの災害を忘れない>地すべりの脅威
・ 地すべりとは
・ 発生のメカニズム

地すべりとは地すべり地に気付かず住んでいませんか?

一般の斜面崩壊と「地すべり」の違い

山地や丘陵、台地、河川の縁などは風雨の浸食や地震の揺れなどによって安定状態を保てなくなると重力に逆らえず崩れ落ちます。

こうした斜面の崩壊は一般に急峻な斜面で多く発生しますので、地形を見れば危険性が察知できます。豪雨や地震など崩壊に至るきっかけも掴みやすく、早期警戒が可能です。また、危険箇所が崩れ落ちて安定状態を回復すると、その後短期間に再発する可能性は少なく、復旧工事も速やかに進める事が出来ます。

一般の斜面崩壊と異なり、比較的緩やかな斜面で発生するのが「地すべり」です。「地すべり」の動きはきわめて緩慢かつ継続的なものが多く、斜面上部の土塊が何年もかかってゆっくりと下方へ移動していきます。

. 斜面崩壊 地すべり
発生箇所 発生は急斜面に限られる 比較的緩い斜面でも発生
運動形態 急激に崩落し、速度は速い
再発する傾向は少ない
速度は遅いが継続的に移動
再発する可能性が大きい
発生地域 急峻な山地ならどこでも 特定の地域に限って発生
地質状況 地質状況は問わず 共通した地質的特徴を持つ
土塊の状態 土塊が激しく破砕される 原形を保ちながら滑落する


生活圏に潜む地すべりの恐怖

通常、地すべりの移動の速度は、年間でも数mm〜数cm程度と緩やかで、人間の感覚では滑動を実感することはできません。精密な観測機器を設置して地面の移動を継続的に監視し、ようやく解る程度です。

そのため「地すべり地」であることに気付かず、宅地や農地として利用されている例も少なくありません。「地すべり地」には「地下水位が高く水が湧きやすい」「地面が柔らかく肥沃で畑が作りやすい」という特徴があるため、古くは入植、開拓好適地と考えられていたようです。


地面の動きを監視する
伸縮計の設置調整作業

拡大する被害

宅地や農地の造成、道路建設などで「地すべり地」斜面の上部載荷や末端切土などが行われると、地すべりの動きが活発になり、建物が歪んで襖やドアが開かなくなったり、壁や舗装道路にヒビが入る、地面が陥没する、井戸水が濁るなどの異変が見られます。

さらに、豪雨や長雨、融雪などの自然要因によって地下水位が上昇すると、移動が急激に加速して大きな災害を引き起こすことがあります。また、地すべりの発生は地質的特徴に因るので、地質分布によっては広範囲が滑動。比較的緩斜面で発生するため山麓集落などの生活圏にも被害が及びます。

さらに滑落した土砂が河川を塞き止めると上流には洪水が、それが決壊した時には土石流となって、広く下流域に被害を及ぼします。大げさだと思われるかもしれませんが、急激な地すべりはとかく大規模災害になってしまいがちです。そのためにも早期の監視強化、防災対策工事が必要になるのです。

ページトップへ

発生のメカニズム

「地すべり地」のなりたち

地すべりが発生する「地すべり地」には、共通の地形的、地質的特徴があります。逆に言うなら、そうした地形や地質特徴の無い地域では地すべりは発生しません。

長野県北部を含む、日本列島の日本海側の多くの「地すべり地」には第三紀層と呼ばれる地層が関係しています。第三紀層は約6500万年から約170万年前、日本列島のほとんどが浅い海だった時代、海底に泥濘や火山灰が積もってできた地層です。この地層は粘土質で水を含むと滑りやすくなる性質を持っています。

第三紀層の上には河川から流入した土砂が堆積しました。その後造山活動によって海底が隆起、陸地化し現在の日本列島が形成されました。

険しい山岳地域ではこの地層は、隆起後早期に崩れ落ちたものと考えられます。平野部や盆地などの平坦地では影響を示しません。なだらかな里山地域に残ったこうした地層が地すべりを引き起こす要因となっています。


「地すべり地」の共通地質

「地すべり地」の表面は海底に堆積した土砂で出来ているので、肥沃で水はけが良く耕しやすいのが特徴です。その下には粘土質で水を通しにくい第三紀層があるので地下水が豊富です。そのため古くから耕地として果樹や畑作に利用されて来ました。

しかし降雨や雪解け水で地下水位が上昇すると、土砂層と粘土層の境目に地下水が溜まり土砂層を押し上げてしまいます。そうして浮動状態になった土砂層は、水を含んで滑りやすくなった粘土層の上を重力に引かれるまま滑り落ちて行きます。

台風や梅雨の長雨、例年に無い大雪後の融雪水などによって、地下水位が急激に上昇すると、地すべりの動きが急激に増して大きな災害を引き起こすことがあります。

ページトップへ
日本綜合建設株式会社
長野本社/〒380-0928 長野市若里2-15-57 TEL.026-226-0381 FAX.026-228-3420
松本支店/〒390-0851 松本市島内5037-1 TEL.0263-47-5809 FAX.0263-47-6798
HOME会社案内あの災害を忘れない求人情報井戸のあるくらし業務案内ニュース&トピックスアクセスリンク集お問合せ

Copyright(C)2010 Nihonsougou Kensetsu Co.,Inc.All Rights Reserved.