地すべり、斜面崩落、河岸崩壊、崖崩れ 日本綜合建設株式会社は土砂災害対策と、建設工事事前地質調査のパイオニアです。

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私たち地質調査業は、依頼を受けた地域が「地すべり地」かどうかを調査します。調査方法はまず地図を見る事から始まり、現地での調査、試料を持ち帰っての室内試験など多岐に渡ります。また当該地域が「地すべり地」と判断された場合には、建設コンサルタントとして防災対策工事の提案や、現場監理などを行います。
・ 資料調査
・ 地表踏査
・ ボーリング調査
・ 土質試験(室内試験)
・ 原位置試験

資料調査

過去に地すべりを起した場所や、現在も継続的に地すべりが続いている場所は、共通する地形的特徴を示し、いわゆる「地すべり地形」と呼ばれる独特な地形をしています。この「地すべり地形」の把握が「地すべり地」判定の鍵となります。

ある地域の調査が依頼されますと実際に現地に出向く以前に、まずはその地域の地形図から「地すべり地形」を探す資料調査を行います。

地形図から判定する場合は以下の項目に留意します。

■「地形図」
等高線で高低差を表し、地形の把握に適した
地図。普段目にする機会が多い、道路地図や登山地図などは、この地形図を元に作られます。

○等高線の不整配列
○馬蹄形状急崖・台地状斜面の存在、及び緩斜面下方における等高線の緊密化
○池・沼・湿地の規則的な配列
○急崖前面における不規則な等高線配列、あるいは分離小丘の存在
○小渓・沢などの異常なカーブ
○棚田の存在

これらの中に1項目でも該当する地形を有する場合は「地すべり地」である可能性が高いと思われます。

次に地質図からおおまかな地質状況を把握します。また、その地域のことについて記載されている文献、各市町村誌や、地質に関係する一般書、過去の報告書等も参考にします。

こうした予備調査をしてから現地へと向かいます。

■「地質図」(上の地形図と同じ場所)
表土の下の地層や地質の分布が色分けして記載されています。

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地表踏査

地表踏査では、地表に露出している地層や岩石の産状・形態・構成物・相互関係等を調べ、調査で明らかになった事実を総合して、地形図上に地層や岩石の分布を表現した地質図を作ることが目的です。

地表踏査によって得られたデータと後述するボーリング調査によって得られたデータを総合して、その地域の立体的な地質状況を把握することができます。

地表踏査には様々な専用の道具を携行します。おもだった道具を紹介します。


岩石ハンマー
路頭の岩盤を詳しく調べたい時や、岩石のサンプルを採取する時に使用します。岩石を叩いたとき、ハンマーが欠けて鉄片が飛ぶ可能性を低くするため木工用や金工用ハンマーより軟らかい素材でできています。

■クリノメーター
地質調査専用の道具です。用途は、方位の測定、地層面、その他の地質構造の走向(方位)傾斜の測定をする時などに使用します。


■野帳
路頭で観察したことの記録、スケッチ等を記載するために必要です。

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ボーリング調査

地表踏査では、地層の分布状況が面的に把握できますが、その地層がどのくらいの層厚があるかを調べるのが、ボーリング調査です。

ボーリング調査は、写真に示すようなボーリングマシンを用いて行います。一般的には鉛直下方に孔径66mmの孔を掘削しながら、コア試料を採取します。このコア資料を観察して、地層の種類、層厚、分布深度を確認します。

コア試料は後述する土質試験にも使用されます。削孔した孔は、調査によっては、保孔管を建て込み水位観測等に利用されます。

調査ボーリングの様子

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土質試験(室内試験)

室内試験は、ボーリング調査で採取されたコア資料や、地表踏査で得られたサンプルなど、現地で採取してきた試料を元に専用の分析器等を使って試験を行います。

室内試験は地盤工学会の基準にり概ね7グループに分類されています。室内試験はこれらの中から、調査目的によって、いくつか組み合わせて試験を行います。

また、試験は日本工業規格(JIS規格)および地盤工学会基準に定められた方法によって行っています。


ボーリング調査によって採取されたコア試料
や現地踏査で採取したサンプルなどを使って
試験をします
よく行われる土質試験一覧表
物理試験 力学試験
土の粒度試験 土の締め固め試験
土粒子の密度試験 土の一軸圧縮試験
土の含水比試験 土の三軸圧縮試験
土の液性限界試験 圧密試験
土の塑性限界試験 室内透水試験
土の単位体積重量試験 CBR試験

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現位置試験

原位置試験とは、地盤を対象にした試験のうち、現地で行われる試験・測定の総称です。

原位置試験はボーリング孔を用いる試験とボーリング孔を用いない試験の2種類に大きく分けられ、さらに細かく20数種類の試験方法が定められています。各地の地盤を同じ基準で試験することによって、得られた結果を比較・考察することが出来ます。

原位置試験の種類

┌標準貫入試験
┌強度・変形に
│関する調査
└孔内水平載荷試験
┌現場透水試験
├湧水圧試験
├地下水に
│関する調査
┼ルジオン試験
├間隙水圧測定
└流向流速測定
┌ボーリング孔を
│用いる試験
┌地下水検層
├電気検層
├検  層 ┼速度検層
├キャリパー検層
└密度検層
┌地中ガス調査
└そ の  他 ┼ボアホールテレビ
└変状測定
現位置試験
┌オランダ式二重管コーン貫入試験
├ポータブルコーン貫入試験
┌静的貫入試験
├電気式静的コーン貫入試験
└スウェーデン式サウンディング
┌簡易動的コーン貫入試験
├鉄研式大型動的コーン貫入試験
└ボーリング孔を
用いない試験
┼動的貫入試験
├オートマチックラムサウンディング
└大型貫入試験
┌揚水試験
└そ の  他 ┼平板載荷試験
└ジオトモグラフィー


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